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USL-5Pの開発環境

USL-5Pのlibcは2.3系で2.2系のLANDISKより新しいので、世の中に出回っているLANDISK用のバイナリーが動かないのですよ。

chrootを使ってオリジナルと分離環境にすれば動くのだけれど、それだとサーバプログラムなどを単独で動かすのはむずかしい。で、USL-5Pオリジナル環境で動くバイナリーをつくるためのコンパイル環境の構築を始めました。

当面の目標はglibc-2.3.5とそれで動くgcc。

glibc-2.3.5をコンパイルするためには、3.2以上のgccが先に要るのでまずはglibc-2.2系で動く、gccを新しくしました。

Reading specs from /usr/local/lib/gcc-lib/sh4-unknown-linux-gnu/3.3.6/specs
Configured with: ./configure : (reconfigured) ./configure
Thread model: posix
gcc version 3.3.6

このコンパイラをつかってbinutilsをコンパイル中。その後glibc-2.3.5の予定。

それにしてもLinuxってライブラリやらパッケージやらいろいろありすぎてわけわからん。BSD系の方がすっきりしてる。

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2005年09月23日 07:57に投稿されたエントリーのページです。

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